■外反母趾、内反小趾の原因、開張足について

開張足とは?(外反母趾・内反小趾・偏平足の前段階

 

足の第1-5趾を固定している靱帯が破壊されたことにより、第1-5趾が広がったことで、足と趾の位置関係が壊れることが原因です。理想的な足の横アーチがなくなり、踵・拇趾MP関節・小趾MP関節で支えていた体重バランスが壊れ、本来体重がかからなかった足の部分に体重がかかることによる足の不快感と変形。放置することにより外反母趾・内反小趾・偏平足に移行し、骨・関節が変形し、痛みと腫れの原因となり慢性化します。治療と予防は、開張足用サポーター・インソール(中敷き)・靴の工夫になりますが、一度緩んだ靱帯が修復することはありません。幅の狭い靴、特にハイヒールが原因で、重心が前に移動、負担がかかり、横のアーチが広がり、足の幅が広がることが最大原因

 

 

 

悪化予防の対処法は?

 

マッサージ、タオル寄せ体操をしましょう

 

足に刺激を与えたり、筋肉や関節を動かしたりするのは、普段靴の中に押し込められて刺激不足、運動不足になっている足にとって大変よい効果をもたらしてくれます。

 

開張足を調整するには、日頃着用されている靴を、足にあったものに変えることが不可欠です。 

 

当院では、装具業者への中敷、靴の作成依頼をご紹介しています。マッサージと体操、装具(負担のかからない靴を着用)並行して行うことによる改善をお勧めします。 

 

中敷の作成をご希望の方は一度御来院ください。

 


■O脚の予防・改善

O脚は日本人に大変多い症状で、初期症状は外見上の異常のみの場合が多いですが、変形が高度になると、痛みや機能障害を起こすこともあります。まず最初は、病院で診察を受けて自分の原因を知ることからはじめましょう。

 

当院では、予防と改善のためストレッチ、足底挿板による治療をすすめています。

 

  足のトラブルに関するお問い合わせは
  リハビリ rihabiri-k@hotmail.co.jp までお願いいたします。

 


■巻き爪・陥入爪の治療

 

巻き爪・陥入爪は爪が肥厚し硬くなって、皮膚に角が刺さり、炎症を起こした状態です。陥入爪の人は、爪が下向きに巻き、皮膚に刺さる状態になっていることが多く、爪の角を切ると一時的に痛みはなくなりますが、爪が伸びた時にさらに巻き込み再発します。水虫やカビで爪が肥厚した場合は、水薬を半年から1年ぐらい塗ることで根本より薄くなることが多いので、一度診察・菌の検査をお願いいたします。年齢とともに爪が肥厚した場合には、治す方法がないので、定期的に削って薄くすることで爪を柔らかくし皮膚にあたらないようにして、痛みを取ることができますが、爪が伸びてくると肥厚した爪が生えてくるので、定期的に削る必要がありますので、フットケアとして、クリニックで予約ください。

担当は、手島・安藤になります。

 

外科的には爪の幅を狭くする手術を行いますが、手術後3日間の痛みはそこそこあります。結果的に爪の幅は狭くなるので、趾の保護作用が低下します。マチワイヤを装着する爪の矯正で、もとの幅のまま一時的な矯正は可能ですが、薄くはならず、ワイヤを取ると再発するので、最近では、爪を定期的に削って薄くするフットケアが保険適応され主流になってます。

 

マチワイヤ装着 一か所 4,000円+処置料 12ヶ月毎にワイヤーを交換

 

詳細はこちらのHPをご覧ください多摩メディカルHP

 

爪矯正具の製造、販売会社のHPですが、詳しい症例等がご覧になれます。

 

 

 



巻き爪・陥入爪のお問い合わせは
  看護 heisei-k-kango@hotmail.co.jp までお願いいたします。